いま注目されている言語、Pythonとは?

いま注目されている言語、Pythonとは?

注目度が高いプログラミング言語といえば、世界的に人気が拡大しているPythonです。Pythonエンジニアはもちろんのこと、Javaエンジニアに関心がある人にとってもPythonは気になる存在なのではないでしょうか。では、Pythonとはどのような言語なのでしょうか。Pythonで作れるものやPythonを使うメリット・デメリットなどについてもご紹介していきます。

Pythonとは

Pythonとは

Pythonはシンプルでわかりやすい文法が特徴のプログラミング言語で、教材の種類も豊富です。ベテランエンジニアのようなコードを初心者でもすぐに書けることから、これからエンジニアを目指す人々からの注目度も高い言語です。プログラミング教育の題材としてPythonが使用されることも多く、今後その人気はますます高まっていくことが予想されています。

Pythonで作れるもの

Pythonで作れるシステムの中でも代表的なのが人工知能です。家電や自動車などさまざまなものに人工知能が組み込まれるようになっている背景にPythonの存在があります。人工知能の他にも、ディーブラーニングや組み込み系の開発、Web開発など、時代の最先端をゆくシステム開発の現場にもPythonが積極的に取り入れられています。GoogleやNASAなど最先端のIT技術を必要とする大きな企業や組織でも、Pythonエンジニアの採用が進んでいます。ディーブラーニングの分野では、計算グラフ作成ソフトの「Chainer」やGoogleが開発したフレームワークの「TensorFlow」、Facebookが使用しているフレームワークの「PyTorch」などでPythonが採用されています。

Pythonを使うメリット・デメリット

多くのWebサイトやアプリケーションが動くLinuxというOSに、Pythonの技術が使われています。
Pythonは誰が書いても同じようなコードになるため、他のエンジニアが書いたコードを参考にしながら学習できます。Pythonを習得すれば、ディープラーニングやWeb開発などIT業界の最前線への道も大きく開かれることになります。新しいことにチャレンジしたいエンジニアにとって、Pythonを習得するメリットは数多くあります。Pythonに関する唯一のデメリットは、日本におけるPython開発はまだそれほど多くないという点です。習得すれば比較的簡単に開発に着手できるので、Pythonエンジニアが少ない今のうちから習熟度をできるだけ高めておくようにすると、Pythonのメリットを最大限に生かすことができるでしょう。

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