JavaエンジニアとPythonエンジニアの将来性は？
JavaエンジニアとPythonエンジニアの将来性は？
需要拡大中のPythonは、エンジニアからの注目度が高いプログラミング言語です。JavaエンジニアとPythonエンジニアに関心がある人にとって、気になるのはやはり年収のことではないでしょうか。そこで、Pythonエンジニアの年収にポイントを絞って紹介していきたいと思います。
Pythonエンジニアの年収は高く、近年のランキングでは常にトップ3以内に入っています。2017年のPythonエンジニアの平均年収は600万円と、一般的な平均年収より高い水準です。Javaに比べると平均年収が高いことから、Javaと並行してPythonを勉強するエンジニアも増えています。とはいえ、他の言語と同様Pythonエンジニアの年収にも幅はあり、年収400万円台の求人もあります。全体的には他の言語のエンジニアよりPythonエンジニアの年収は高いと考えることができます。
Pythonエンジニアの年収が高いのは、需要が供給を大きく上回っているからです。Pythonを扱えるエンジニアの数がまだ少ないため、優秀なエンジニアを獲得するために単価を上げる企業が多いのです。Javaと比較すると供給もかなり少ないほうなのですが、それでもなおエンジニアが足りないというのがPythonの現状です。エンジニアが少ない今の段階でPythonを扱えるエンジニアは、高いスキルを持っている傾向があります。Pythonの学習環境が限られているとはいえ、独学でも十分に習得できる特性を持った言語であることから、他の言語をすでに習得しているエンジニアであればスキルアップのスピードも早くなります。Pythonで作られたサービスはIT業界の最前線をゆくものが多く、Web系のサービスにもPythonを使ったものが多く見られます。人工知能やディーブラーニングは今後ますます需要が伸びていくことが確実な分野なので、Pythonエンジニアの市場価値も今後ますます伸びていくと考えることができます。
Pythonエンジニアだけによらず、IT系エンジニアの年収は習得しているスキルのレベルと実務経験の年数に比例しがちです。Python未経験のエンジニアなら、他の言語のエンジニアの年収と同程度の年収からスタートすることになるでしょう。Pythonの経験が3年以上あるならば、年収は平均よりも高くなる可能性があります。自由自在にPythonが使いこなせるほどの高いスキルがあるエンジニアであれば、年収800万円以上になることもあるでしょう。
フリーランスエンジニアとして働くにあたって案件数の多さで目指す方向を決めるなら、Javaエンジニアがおすすめです。Java案件は他のプログラミング言語の案件と比較しても段違いの多さで、需要は常に安定しています。
Pythonエンジニアの平均年収は約600万円です。他の言語より年収が高めなのは、エンジニアの数が需要に追いついていないためです。需要はさらに伸びていくことが予想されるため、早くからPythonのスキルを身につけておくと有利です。
Javaエンジニアとしてキャリアアップしていくことを考えるなら、Java関連の資格を取得することをおすすめします。Javaのスキルを証明できる資格やIT全般の基礎知識を証明できる国家試験など、さまざまな種類の認定試験があります。
JavaエンジニアとPythonエンジニアの今後の需要と将来性について考えてみました。
