JavaエンジニアやPythonエンジニアが、独立してフリーランスとして活動する場合、自分で案件を獲得していくことになります。そこで頼りになるのが、フリーランスエージェントの存在です。営業が苦手な人や自力での案件獲得が不安な人は、本業に専念しつつも確実に案件が得られるこの魅力的なサービスを使わない手はありません。しかし、フリーランスエージェントも使い方次第では十分に活用しきれない場合があります。ここでは、いくつかの活用するポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
フリーランスエージェントを上手く活用するには、複数登録するのがおすすめです。というのも、登録するエージェントを1社だけに絞ってしまうと、案件の選択肢が狭まってしまうから。フリーランスエージェントは、同じようでそれぞれ異なる特色を持っており、取り扱っている案件数や強みとする領域、非公開案件の内容、大手企業との繋がり、アフターフォローの手厚さなどに違いがあります。Java関連の案件が中心のところもあれば、紹介できる案件数は少なくてもレアな非公開求人を保有しているところもあり、1社だけに登録していると理想の案件と出会えないかもしれません。複数のエージェントに登録することで多くの選択肢が与えられ、案件同士を比較検討することができるため、より自分の希望に近い案件を獲得することができます。競合にはない独占案件を紹介してくれる機会も増えるでしょう。
エンジニアの中には、案件を紹介してくれる担当者へ全ての希望を打ち明けない人もいるかもしれません。常駐型であれば、エリアや稼働時間帯、待遇、仕事内容、常駐先の雰囲気など希望を伝えますが、なかなか報酬金額までは言い出せない人もいることでしょう。しかし、本音をしっかり伝えないと担当者は実際の案件とすり合わせできず、紹介する案件を的確に選定できません。ミスマッチを防止するためにも、仕事に求める条件はもちろん、希望する報酬金額まで包み隠さずに伝えることが大切です。もしかすると、自分の市場価値を低く見積もっている可能性や、またその逆も考えられます。プロの目からみた現時点での自分の価値を知り、妥当な報酬金額を認識できるのではないでしょうか。なお、担当者へは自分が確実に連絡を受け取れる時間帯を伝えておいたり、困ったことがあれば相談したり、密にコミュニケーションを取りましょう。良好な関係を築くことが、希望する案件を獲得する近道となります。
フリーランスエージェントを介して案件を得る場合、履歴書や職務経歴書と共に、担当者が書いてくれた推薦状をもとに選考を進めていきます。その推薦状には、自分の保有するスキルや強みなど、できるだけたくさんの情報を記載した方が有利に働きます。たとえば、過去の実績や携わった仕事で得た経験など、何ができる人なのかが分かる情報で、かつ自分を最大限にアピールできる情報が推薦状に書く材料として望ましいです。そのためには、まずは過去の自分を振り返り、キャリアの棚卸しをすると良いでしょう。今一度、アピールポイントとなる材料を見落としていないか記憶を辿っていくといいかもしれません。もし、自分でアピールできるものかどうかが判断できないときは、担当者へ相談しましょう。
フリーランスエンジニアとして働くにあたって案件数の多さで目指す方向を決めるなら、Javaエンジニアがおすすめです。Java案件は他のプログラミング言語の案件と比較しても段違いの多さで、需要は常に安定しています。
Pythonエンジニアの平均年収は約600万円です。他の言語より年収が高めなのは、エンジニアの数が需要に追いついていないためです。需要はさらに伸びていくことが予想されるため、早くからPythonのスキルを身につけておくと有利です。
Javaエンジニアとしてキャリアアップしていくことを考えるなら、Java関連の資格を取得することをおすすめします。Javaのスキルを証明できる資格やIT全般の基礎知識を証明できる国家試験など、さまざまな種類の認定試験があります。